昭和61年〜平成3年まで
〜History of a Kumano Brush Festival〜
筆まつりは熊野町商工会設立十周年に当たって、昭和十年(1935)9月24日、第1回が開催されました。日本三筆の一人とされ、また自ら筆を造られたという嵯峨天皇をしのび、あわせて熊野町製筆の元祖とされる井上治平、音丸常太、佐々木為次の三氏の功労を感謝する意をこめて行われたものです。第一回以後、現在まで、毎年彼岸の中日に行われています。長い伝統を誇る「筆まつり」には、さまざまな歴史があります。各催しの歴史や、携わってきた方々のこれまでの歴史を紹介いたします。